中長期的な目線が
企業の未来をつくる。
新卒時代の挫折から
成長を遂げた営業担当の軌跡
営業部門
株式会社伊勢半
東日本第二支店
力を発揮できず苦しんだ1年目。
大阪への転勤がターニングポイントに
- 化粧品メーカーを選んだ理由
化粧品業界に興味を持ったのは自身の体験からでした。もともと美容には関心があり、たとえば、思春期のころ肌荒れをなんとかしたくてドラッグストアにいって商品を眺めていると、時間を忘れるくらい楽しくて。若いころにそうやって基礎化粧品の魅力に惹かれたことで化粧品業界に興味を持ち、入社につながったと思います。
- 思うような結果を出せず、苦しかった1年目
入社後は、なかなか商品を覚えられないなど、基本的なところでつまずいてしまいました。良いスタートダッシュを切ることができず、自分を同期と比較ばかりしてしまい、どうしていいかわからなくなってしまったことがありました。
当時、上司から業務内容について説明された際、理解できていないのに『わかりました』といってしまったりして。変なプライドが邪魔をして、悪循環が起きていました。今振り返ると、働くことへの意識が足りていなかったと思います。
- 入社3年目に訪れた転機、東京を離れ大阪へ
転勤を機にあらためて自己分析を行い、自分に足りていないと感じた部分についてなど、ありのまま上司に打ち明けました。すると、それを全部受け入れてくれた上で、仕事を手取り足取り教えてもらいました。それまで経験したことのない大きな仕事に携わる機会にも恵まれ、徐々に仕事にやりがいを感じられるようになっていきました。
当時は商談に同席させてもらうと、わからないことがまだ多かった僕がきちんと納得できるように、先輩や上司が工夫しながら先方とやりとりをしてくれているのがわかりました。そんな姿を見て、自分がそれまでいかに未熟だったかを痛感しました。
尊敬できる人たちと出会い、さまざまな気づきを得たことで、ものの見え方や発想が大きく変わっていきました。たとえば、同じことを伝えるにしても、ちょっと表現を工夫するだけで先方の注意を引くことができたり、気分を和らげることができたりします。そうやって毎日、一つひとつ学びながら仕事に取り組むうち、自分に足りていなかった部分が満たされ、見える景色が少しずつ変わっていきました。
事前準備を徹底しエリア最大の実績を達成。
苦労の先に見出した成功の方程式
- 徹底した事前準備で成功をつかみ、成長を実感
2020年の6月にヒロインメイクから新しいアイライナーが発売されました。これにともない、自分が主体となって本部商談を行い、ほかの営業支店の皆さんにも協力してもらいながら店舗ともコミュニケーションを重ね、とても良いかたちで商談から販売まで進行させることができました。店舗で理想的な売り場を確保し、すばやく実展開に漕ぎ着けることができた結果、自分が担当した店舗が関西で最大の実績を上げることができました。
本部商談はもちろん、各お取引先とのやりとりについても、全国の誰よりも早く着手できているという自負がありました。発生しそうなあらゆるトラブルを想定したり、訪問できない店舗を他のメンバーに協力してもらったり。徹底的に事前準備を行なったことが、スムーズに進行できた理由ではないかと思います。
- 入社8年目、中堅として後輩に伝えたいこと
安易に『わからないから聞いてしまおう』と思うのではなく、まずは自分で考え抜いてみてほしいと思っています。後輩から質問されて、僕がそれにもっともらしく回答したとしても、それが正しいかどうかはわかりません。後輩たちには正解・不正解だけにとらわれず、自分の考えや意見も大切にしてほしいと思います。
そして、後輩が『わかりました』と返事をしてくれたとしても、基本的には鵜呑みにしないようにしています。こっちが教えたつもりでいても、伝わっていなければ意味がありません。ちゃんと理解しておかないと、後々長く引きずってしまうことを僕が身をもって知っているからこそ、本当にわかったと思えるまで確認するようにしています。もちろん、プレッシャーにならないように気をつけながら(笑)。
結果だけでなくプロセスも重視してくれる環境で、
人間力の向上を実感
- 「人間力」を伸ばし手に入れた、充実の日々
今では仕事で教えてもらったことが、生きる糧にもなったと思っています。いろいろなことを学ばせてもらったことで、周囲と比べて未熟だった人間力を伸ばすことができました。与えられた環境にとても感謝しています。
また、オンとオフとをきちんと切り替えられていることが、日々仕事をする上での余裕につながっているのを実感しています。『仕事に生きる』と思っているわけではありませんが、一週間のうちの5日は仕事をしなくてはなりません。オンがあってのオフだと思うので、まずは仕事を充実させたいと思っています。
- 今後の目標
会社の持続的な発展には若手からベテランまでみんなが力を発揮して成果を上げることのできる営業全体の底上げが必要です。営業経験が浅い人でもスキルアップしていけるように、しっかり面倒を見てくれるような環境が、伊勢半グループにはあると思います。結果も大事ですが、そこに至るプロセスを見てくれているという印象があります。ちゃんと意図があってやっていることであれば、すぐに結果が出せていなくても、見守ってくれる雰囲気があると思います。
今後はスキルにもっと磨きをかけ、その上で責任あるポジションにも挑戦してみたいと思っています。わからないこと、できないことを一つひとつ攻略しながら、更に成長していきたいと思います。
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8:30
出社
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9:00
実績確認及び週間スケジュール確認
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9:30
商談資料作成
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13:00
商談資料上長確認及び修正
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14:00
店舗巡回
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17:00
メール確認
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17:30
退社
家に帰って犬に癒されます!
前年を超えていくことがミッション。
中長期的な視点で勝ちにいく
- 化粧品メーカー営業の仕事
担当する仕事のひとつに本部商談があります。チェーン展開する総合スーパーやドラッグストアの場合、各店舗での販売開始前に本部と新商品の販売企画について話を進めます。時には本部商談だけでなく、店舗へ足を運んで確認することもあります。
ブランド・商品のターゲットが各店舗の客層とマッチしているか、最適な商品展開ができているかなど、より効果的に売上を伸ばすためにはこのマッチングが重要です。また、日ごろから営業をする際には市場データをもとに売上予測をしながら説得力のある話をすることを心がけています。
- 仕事をする上で大事にしているのは、長い目でものを見ること
短期的な視点で売上を気にしながら営業活動をすることは、持続的に売上を伸ばすためには良策ではないと考えます。売上が伸びていないとしたら、その場しのぎの対策を講じるのではなく、その原因をたどって根本を解決していくことが大切だと考えます。自社だけでなくお取引先も含めたみんなのミッションを実現するために、広い視野を持つこと、長い目でものを見ることを常に意識しています。