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今や企業でもSDGsに関心を寄せ、取り組むことが当たり前となってきています。伊勢半グループでも商品・企業活動・職場環境など様々な側面から持続可能な社会の実現を目指しています。SDGs達成に向けた私たちの取り組みを紹介します。ぜひ伊勢半グループの“革新的老舗”としての心意気を感じてください。
紅や紅花文化の持続的な発展に向けた取り組み ~紅ミュージアム~
伊勢半グループの伊勢半本店では、伝統の紅づくりや日本の化粧史を知ることができる「紅ミュージアム」を運営し、より多くの方に日本に長らく存在する紅や紅花文化、日本の化粧史について学ぶ場を提供しています。常設展示のほかにも紅に関するイベントやワークショップ、日本の伝統文化を守り継いでいくために様々なテーマにて企画展・特別展などを実施し、多様な切り口で紅や日本の伝統文化に触れてもらう機会を創出しています。
通年ワークショップ「紅のミニ実験」では、黄色の紅花の花びらから赤色色素を抽出する過程を、簡単な実験を通して観察。黄色い花びらに本当に赤色色素「紅」が隠れているのかを知ることができるワークショップです。 また夏休みに開催されるこども向け自由研究ワークショップのほか、大人向けの「紅染め」「江戸の化粧再現講座」など、いろいろな切り口から紅への興味・知識を深めてもらえるようなイベントを実施しています。
また時には紅ミュージアムを飛び出して全国の学校などへ出向き、伝統の紅づくりの技や江戸時代の化粧文化などに関するレクチャーと紅の体験プログラムを組み合わせた出前授業にも取り組んでいます。
紅にまつわる歴史や文化を伝えていくことは、あらゆる方に新たな学びのきっかけを提供することにも繋がると考えています。また更に深く学びたいという思いにも応えられるよう、これからも継続して紅や紅花文化について学ぶ機会や場所の提供に取り組んでいきます。
社員が語るSDGs
現存する最後の紅屋である伊勢半本店として紅を後世に残していくためにも、それを支える紅花文化について多くの人に知ってもらう取り組みはとても重要だと考えています。出前授業では、ただ話をするだけでなく五感で体験しながら学んでもらえるように心がけています。また、紅ミュージアムでは日本の化粧文化についても展示しており、2025年に創業200周年を迎える伊勢半グループは最も歴史のある女性用化粧品メーカーとして日本の化粧の歴史に関する展示もおこなっており、日本の化粧文化を伝えていく役割も担っています。
~伊勢半グループの取組み~ SDGs達成に向けて私たちができること
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