最後の紅屋 最後の紅屋

1500年以上前から、
私たち日本人の
生活を彩り続けてきた、

ときには、苦しくなるほどの恋心を秘めた口紅として。
ときには、人生の門出を祝うための美しい紅染めの着物として。
ときには、わが子の成長を祝うための料理や菓子の食紅として。

紅と私たちの生活は強い結びつきをもってきました。

しかし長年私たちを彩ってきた紅は、
時代の変化や紅屋の衰退とともに失われつつあります。

伊勢半グループのひとつである伊勢半本店は、
江戸時代から続く最後の紅屋。
紅花から抽出される赤色・紅を使って玉虫色に輝く
「小町紅」を作り続けています。
この美しい輝きは良質な紅の証。
磨き培われてきた匠の技によるものです。

伊勢半グループは、この紅づくりの技と紅の文化を
途切れることなく後世に伝えていくことを願い、
紅ミュージアムを設立しました。

ミュージアム
紅を知り、学び、
その美しさを体感する―

紅ミュージアムは、紅の歴史的背景や諸相、
そして日本の化粧史を紹介する展示室と、
紅の色彩的な魅力を体験し、科学的な側面から紅の魅力と不思議に迫る
コミュニケーションルームで構成されています。
日本人の生活を豊かに彩ってきた美麗な赤を堪能する空間。それが紅ミュージアムです。
展示品ひとつひとつが持つ、紅の物語に思いを馳せてみてください。

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